コミュニケーション

1ぷんで話せの感想:Appleのコピーライティング極意を合わせたら最強

本ブログでは世界一深い自他分析、天職に転職、をテーマに全ての人のための価値追求プラットフォームを目指しています。


どうしたらプレゼンや喋りがうまくなるのかという問いに、社会言語学という言葉にまつわる勉強をしていた私はよく考えていました。

私は1冊の本をきっかけに、その問いに対してひとつの回答を得ました。

知るか、知らないか。それだけで結果は変わってしまいます。

★本記事を読むメリットについて★

伝えられない、話が下手、プレゼンが苦手を解消するためのアプローチがわかる

 

 

1ぷんで話せの感想:Appleのコピーライティング極意を合わせたら最強

伊藤洋一さんとは:孫正義さんに認められたプレゼンター

東大卒→グロービス経営大学院の前身のプログラム修了者。

ソフトバンクアカデミアという、孫さんの後継者を育てるプログラムに参加し、ひたすら孫さんにプレゼンをし続け、CEOコースで1位を達成。銀行にて企業再編に従事した後、ヤフーに転職、人材育成の道に進む。現在はグロービスの教授としてリーダー育成に携わりながら多くの企業の育成プログラムでアドバイスを行っている方です。

名著<1分で話せ>の著者

ハイレベルな環境の中、学んだプレゼンの理論や実経験をもとにした<一分で話せ>2018年時点で20万部近くの大ヒット。

世界のトップが絶賛するプレゼンターの伝え方を学べる同著はハイレベルな知識をわかりやすく、しかも取り入れやすく書かれているため私にとっては指南書です。1000円くらいで世界が変わる感じ。たった一分で伝わる。だれでも。

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Appleのコピーライティング極意とは

誰であろうと、世界中の人々が共通でもつもの、それは感情です。

感情にフォーカスした、Appleのたった3つの根本的なコピーライティングが、世界中たくさんの人を魅了しています。

Apple製品といえばシンプルかつフレンドリーですが、このコピーライティング極意もシンプルでフレンドリー。

 

 

世界トップの伝え方2つを合わせた結果

・伝える行為に関するあらゆる悩みがスッキリする

・情報をまとめる力も上がる

・きく力もあがる

・道が開ける

今までの話すという概念が変わることは間違いないです。まるで食品の裏のラベルを見るように、世界の裏側を知れちゃうような発見があります。

 

伊藤さんの著書では、不特定少数の対面のコミュニケーションを想定しています。まさに想像しやすいのはプレゼンの場。

一方Appleのコピーライティングは対象は不特定多数で対面非対面もカバーしていますので、二つを組み合わせたらどんな場面でも盤石な伝え方がわかると強く感じました。

 

 

 

そもそもプレゼンや喋りをうまくしようとするのは

<如何に上手に話せるようになるか>という点に焦点をあてることが果たして自分のゴールにつながっているかわかっているとしても改めて思い返す必要があります。

プレゼンや喋りはどうしてうまくなりたいと思ったのでしょうか?

答えは聞き手に行動してもらうためですよね。

行動してもらいたいのに、自分の話しぶりがダメだったから改善しようという姿勢はそのままに、進む先だけ落ち着いて見直しましょう。<うまい話し方>ではなく、<動いてもらう伝え方>が大事です。

伊藤洋一さんが伝えるために考えていること

プレゼンのプロ伊藤洋一さんは、本の中で伝えるためにまず考えるべきことは「相手はあなたの話をほとんど聞いていない」ということと言っています。

実際に自分が聴衆の一人として人の話を聞いているときに、ずっと集中しているわけではなく、おなかすいたなとか、顔に何かついてる…みたいにいろんなことを考えています。みんな大体そうです。それが当然なんです。

どんなにベストなプレゼンも、うまい話し方も100パーセントの理解を得られることはない前提をもちましょう。

Appleが伝えるために考えていること

「伝えるために考えるべきことはなぜ自分がそれをしたいのかを追求することです

自分がやる意味を持たなければ相手も聞く意味を持ちませんが心からやりたいことを伝えるとき相手もその意思を察知して聞こうとします。そして、自分のやる意味が大きいほどより多くの人を巻き込むことになります。

優れた製品は売れますが、それだけでは売れ続けることはありません。単純なスペックや価格ではなく、他者と心つなげる魅力=コンセプトが必要です。そのコンセプトは自分がやりたい理由の中にあります。

Apple製品がずっと魅力的で在り続けるのは、やる理由を追求した結果、<やろうとしていることは本当に重要か?>という思考が強まり、自分だけじゃなく人のためになる製品作りをしているからです。

<伝えたい思い>は単なるメリットを伝える以上に人の心を本質的に動かす力を秘めています。伝えるために考えるべきことは核となる伝えたい動機を認識すること

 

2つのアプローチ共通点:人の役に立つことの追求

一分で話せ:「相手は話を聞かない」点を考える

Apple:「なぜ自分がそれをしたいのかを追求すること」を考える

立場は違えど、やろうとしていることは相手の立場にたち役に立つことに集中すること。

相手は話を聞かない前提を持つことが出来れば、うまくなるための話し方にこだわらることは自己満だとわかり、自分のやりたい理由を追求すれば、より多くの人のためにもなることを考えていきます。

孫さんも認めるプレゼンターもAppleも、あらゆる雑念をすて望む結果を見据えた行動をし続けています。相手と自分をどんな結果に動かしていきたいかそれに集中しましょう

 

話の組み立てかたを深める

一分で話せで伝えたいことは<行動してなんぼ>です。

ですから、本全体が相手に行動してもらうことにフォーカスしています。

自分が言ったこと、提案したことを相手がやってみようって動いてくれたらとてもうれしいですよね。そうするには、1分で内容を伝えられるような話に組み立てましょう!

 

結論理由の順に話すだけ

この流れで話すと相手に自分の意図がシンプルに伝わるので行動してもらいやすくなります

何が言いたいのかわからない話って退屈になりますが、はっきりしているとどうして?というツッコミが自然に出て知りたいという気持ちが生まれますよね。それで、わかりやすくたとえ話をしてくれるとああそうなんだ!ってすっきりするのです。

例えば

A「今日はパンを買おうよ」(結論

B「どうして?」(ツッコミ)

A「毎週水曜日のこの時間は人気のパンがやきたて半額で買えるから」(理由

B「そうなんだ、まあでもパンはいいかな」(具体的なイメージがわかない)

A「2つ買えて1つ分の値段て超お得じゃない?シェアしようよ」(

B「そっか、じゃあそれでもいいよ」(想像できた)

 

AppleはWhy→How→What

より多くの人に協力や関心を持ってもらい、したいことを実現するには話し方をしたい。

それならまずコンセプトを唱え、どのようにそれを反映するかを示し、実際の手段を明らかにしましょう。

この順番通りに話すことで、相手には自分のコンセプトに当事者意識をもち、自ら話を聞いて、主張を実現するための手段を実行します。

すべての人の朝が快適になる、そんな未来を夢見ていましたが、ついに我々の革新的な技術がそれを実現させました。これを発表する機会がとうとうやってきたのです。手にしてしまったら最後、普通の朝には戻れません。

こんな感じで話を組み立てます。

 

近距離戦では一分で話せ

距離の近さは結論までの近さです。

人との距離が近いほど、結論が刺さります。なぜかというと近さが相手側に早く結果を知りたくさせるためです。目の前に知りたいこと聞ける人がいたら早く教えてよ!という気持ちになりますが、大きなプレゼン会場→テレビ→メールになるにつれ聞きたい気持ちが薄れますよね。

距離の遠さは相手に行動させたい気持ちを高めます。

Appleの型は話し手と聞き手の間に物理的な距離がある場合に有効です。聞き手は結論を早く聞きたいけど聞けない距離にうずうずした気持ちがわいてきます。まるで空腹時に大好物を見せつけられ、この話が終わったら食べていいよと待たされているかのような感覚。コンセプトを話すことで相手は期待感があおられて、高まった気持ちの反動で行動を起こしていきます。

最後に:情報キャッチ力が上がり道が開ける

二つの型は、キャリアアップを計画している段階から活用することが出来ます。

例えばエージェントに対して自分がどのように話したら、自分のやりたいことが伝わり、必要なことをやってくれるかがわかるようになります。

また、人から話を聞く際には、相手が話したことを結論→理由→例の順に整理すると相手の意図を読むことが出来ます。

エージェントは骨の髄まで活用

どうせ転職活動をするなら、一分で結論→理由→例の順にいう練習を実際にエージェントで磨きながら進めることをおすすめします。

理由は効率的かつアピールになるからです。自分のまわりに本気で自分の発言に耳を傾けて、目標実現に力を貸してくれる存在を無料でマンツーマンでしかもフィードバック付きで活用できるうえに、エージェントにこの話し方で接すると実力以上に仕事ができるひとのように思ってくれるので、エージェントが自信をもって企業先にあなたのことを語ってくれるため、見えないところでアピールができるんです。

ゲキサポはリクルートでMVPを取った方がちからになってくれますのでお勧めです