自己分析

努力が続かない、それは脳科学的に普通だったのか【続ける方法付き】

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努力しないといけないのに続かなくて悩んでいる方向け


今年こそ○○する!と言っても、どうせ口だけで続かないじゃんて言われて凹む。

どうしてほかの人はできるのに、自分はダメなのか。周りが気になってしょうがなくなる。

実は、人は元来努力を嫌う特性をもっています。ぱっと見であの人はどうして努力を続けられるんだろうって思えるあのひとも努力は続かないです。

でもなぜあの人は続けられるのか、そしてなぜ自分は続けられず悩んでしまうのか。そこには科学的な理由が隠れています。続けられない理由は複雑に思えそうですが、実はいたってシンプルです。

努力に悩む、続かないのは科学的な理由があったことを学校で教えてくれればいいのに。

Q. 理由っていったいなに?

なんだ、人間は努力が続かなくて普通だったのか

目標設定を失敗するから続かないだけ

努力というと、コツコツ、着実に、地道に、我慢、つらいイメージを持つと思います。

これ全部脳のパフォーマンスを下げる要因です。

 

何か努力しようとしている際に脳のパフォーマンスを下げる要因があると、目標が変わってしまうので、続かないし失敗します。

例えば体重を10kg落とそうという目標をたてたもののなかなか目標達成のための行動が続かない人は当初の10kg落とす目標から、いつしかつらいダイエットをこなそうという目標に切り替わって、つらいことから向き合いたくないのでやめます。そしてほかの方法がないかを探します。

目標設定した瞬間に続くかどうか、成功するかどうか既に決まります。ですからどのように目標を設定するかが重要です。

持続するには目標設定を見直す

目標を思い出すときに苦しいイメージがとにかくできるだけ排除されていて、楽しくなってきてしまうような目標になっている事。

目標自体を聞いたときに自分の完成形がイメージできるレベルの難易度であること。

この2つが重要です。それぞれ細かく見ていきましょう。

 

#1.思い浮かべるたびにテンションがあがる目標になっているか

人の脳は抽象的な物事に対しては行動するほどの興味は持ちにくくなっています。ですから目標があいまいだとやる意味が薄れていってしまう上に苦しいことばかりに意識が向きやすくなります。

先ほどの例であれば、10kg痩せてどうなっているのかをもっとくっきりさせることが必要です。

日々いろんな情報が頭の中に入ってきて脳は重要な情報を選別していきます。その時に目標自体が新しい情報にインパクト負けすると目標を見失うことになります。そうならないように思い返す瞬間に元気になっちゃうような自分史上最大級の重要なワクワクを目標に落とし込みましょう。

#2.難易度が自分にとって適度か

難しすぎる目標は現実味がないため脳が興味をもたず、簡単すぎる目標はいつでもできるから後でいいやと脳が解釈します。「明日からあなたは首相となって日本を守ります」といわれても「は?」で終わるのは現実味がないことだからです。絶妙に難しくて、でもできそうだし出来たらうれしい目標になっているでしょうか。

 

あとはこのように行動していけばよいのか

稼ぐ営業マンほど楽しく仕事しています。

努力なんて考えなくても続けられる心得を紹介します。ビジネスマンが実際に活用している実践的なもので、応用すれば恋愛のマンネリ対策にもなります。

 

#1.ゲームっぽさを入れる

ゲームを攻略する感覚で取り組むと、困難に直面した際にいろんなアイデアが降ってきます。一方で作業的な感覚で取り組むと苦しいことばかりが目に付くようになります。この違いが起きる原因はもちろん脳科学的なからくりによるものです。脳は一貫性を重視するため、何かを嫌だと思うとそれにかかわることも一貫して嫌だと思おうとします。嫌いな先生がいたらその先生の教科も嫌いになっていく現象は脳の一貫性によるもの。攻略してやろうとすると純粋に問題解決に焦点が絞られるため<嫌!>という気持ちに触れることなく取り組むことが出来ます。問題解決方法を考えるとき、問題をいろんな角度で見つめることになりますから、新しい発見によって脳は新鮮さを感じるため目標達成まで気持ちを切らさず走り切りやすくなります。

 

#2.中だるみを消す

物事には序盤中盤終盤があります。人の行動特性として、始まりと終わりは集中力を発揮しやすいが、間の中盤に集中力が散漫になりやすいため、結果として努力が続かない。。。という気持ちに陥り自己嫌悪へ旅たちます。<誰もが途中で集中力を切らしやすくなること>を知っておけば、その時に自分が中盤にいることにきづけます。そして中だるみの対処をしておくことでより小さなストレスで走りきることが出来ます。対処法は中盤用の細かい目標設定をすることです。

 

#3.ご褒美

楽しく取り組もうとして、自分へのご褒美を設定することもあると思います。その際に変なご褒美を自分に挙げてしまうとせっかく積み上げてきたことが後退することにつながります。これをご褒美にしたら自分の質が下がるかもと知れない場合は違うものに変えましょう。目標があるときの直観は大体あっています。

 

#4.内発的動機づけ

すごい重要ですが、意外と知らないことです。

行動の動機が自分の内側にあると行動の質が高まり持続しやすく、

行動の動機が自分の外側にあると行動の質がさがり持続しにくくなります。

 

簡単な例はお金稼ぎです。お金稼ぎのために仕事しようという目標には何かを買うためという隠れたもう一つの目標が隠されています。そうなると時間が過ぎるまで最低限の力で仕事をこなすことばかりを考えがちになっていきます。バイトしているときそうだったと思います。自分はそうだったことがあります。短期的には良いですが、悩んでいる方はもっと本質的な部分を改善する必要があることが多いので、内発的動機づけを意識することが肝要です。

 

内発的動機づけってどんなもの

心からそれを求めている状態が内発的動機づけができていることを示しています。

<やりたいからやる><知りたいから知る>というのがそれにあたります。

お好きなアーティストやアスリートからそんなことを感じたことがあると思います。

内発的動機をわかりやすく表現しているウサイン・ボルトさんの発言を例として紹介します。

I don’t like losing anyways. とにかく負けたくない

You have to set your goals so you can push yourself harder. Desire is the key to success.

自分を奮い立たせる目標を設定しよう。望み、それがカギ。

 

最後に:内面を気にかけてみよう

なにをしても続かなかったという経験は、新しい挑戦を前にするとどうせ次もうまくいかないのではないかと不安をあおってきます。心の反応ですから仕方ないです。

前までは単なる怠け心を持つ自分は努力なんて無理と思っていたかもしれませんが、

そもそも努力はみんなの脳が嫌いで、よく努力が続くなと思う人たちはそう見えるだけでした。

つらいと思う心があったら目標設定を見直してみましょう。向かう先を誤っているかも。

 

一人だけではわからないこともある、そんな時はプロに相談

困っとき、だれかに相談してみるのは手です。しかし、たいていの人は主観であなたの話を捉えるため人によってはイライラにつながったり仲が悪くなったりします。良かれと思ってアドバイスをしてきますが、おせっかいとなってしまうケースがあります。主観で言ってくるのでカチンとくることを平気で言ってくることがありますよね。

相談相手として適切な人はどんな人かを明らかにする研究がありましたが、重要なことほど自分と縁がない人に相談することが一番適切だと結果が示されています。赤の他人はあなたに対してバイアスがかかっていないのと、あなたの悩みを真に受けることがない上に、悩みを知られることで関係性が崩れることもないためです。

カウンセリングは正しい知識を持つ方であれば思考も心もすっきりするので、素知らぬプロに相談してみるとよいでしょう。下記のサービスは自分にぴったりの相談相手とマッチングすることもできるし口コミも公開されているので、相談相手のご参考にどうぞ。

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