頑張っても無駄病に罹ったのは「交渉」を誤解したから

なぜこの記事を書いたのか、

それは私の友人Aが「交渉」を誤解し人間関係をこじらせ、

信頼や家族、明るい将来を失いかけていることに気付いたからです。

「悪い人じゃないんだけどね・・・」

「なんかいつもうまくいってないよね」

「頑張ってるように見えるけど、結果でてないよね」

結構多いですよね、こんな印象の方たち。友人Aも。

結果には・原因あります・絶対に

<本記事の目的>

本当の「交渉」を知る

「頑張っても無駄と思ってしまう」病気を処方

「何事も報われた自分」になる「交渉」を手に入れる

望む素敵な人間関係、明るい将来、素敵な自分に近づく


ちなみに環境だけは自分一人では変えられないので、

何しても無駄な環境を抜け出したい人は転職クエストありだと思います。

 

実際に、自分は大学4年の7月くらいに内定貰った所を卒業の1月前に辞退しています。

別の会社に就職しましたが、業務成果評価が雇用契約通りでなかったので即退職して、

転職クエスト後いまでは世界的に有名な法人にお世話になっています。

「新卒1、2年目は我慢」は、昔の常識=現在の非常識ですから、この時代ではさっさと転職してよい場合が多いです。自分自身と大事な人たちの人生のために即転職活動してよかったと実感しています。エージェントに登録して、自己分析と仕事探しを手伝って頂きました。後は「交渉」を駆使して普通では無理そうな転職先に転職出来ました。前の会社に退職する際も「交渉」で円満に去れました。

完全無料でサポート致します【ウズキャリ第二新卒】

張っても無駄病に罹ったのは「交渉」を誤解したから

あなたに能力がないから頑張っても成果が出ない?

それは違います。ひとりひとりの能力は0と1ほどの差くらい、

上司も同僚も大差ない。違うのは自信。

自分の成長や変化を止める最大の勢力は自分自身。

 

「頑張っても無駄病」とは

・希望に対して二秒後にどうせ無理だと決める

・自分には悲劇がお似合い

・キラキラしている人を受け入れない

・得している人を許せない

・挑戦しない

・傷つくことが怖い

・やっても報われない

これらを自分で思い込んでいることに気付いていない状態を指します。

心がいくら強くても誰でも発病するリスクがあります。

いきている限りストレスは誰でも感じるからです。

職場ストレスと体調破壊の流れと同じく質or量で発病>

量:やってきたことが報われなかった。。。そんな経験が積み重なったとき

質:何か大きな壁に直面し、すごいと思っていた自分の能力に絶望したとき

 

<絶望したとき:実はチャンス>

乗り越えたら素敵になれますよていうサイン

あきらめるとはあきらかに極めるということ

ワンピースの登場人物ルフィだって経験しています。

ルフィはめちゃくちゃ前向きで仲間や絆を大事にしていて、

仲間が弱くても自分が守れるくらい強くなればいいと考えている人です。

 

そんなルフィは巨大なストレスを沢山、同じタイミングで経験し、絶望しました。

 

「今までピンチを乗り越え強くなってきた自覚がある、

誰が相手だって逃げたことはなかった。

 

そんな自分が強敵に遭って、初めて命を優先し仲間たちと逃げようとした。

その結果無力な自分のせいで仲間の誰も守れず、

自分の大事なものたちは文字度落ち強引に消し飛ばされた。」

ルフィ「仲間一人も…救えないっ…」

 

その後向き合うべきことに向き合い、師に出会い大きく成長しました。

さらにルフィはまた旅の途中でもう「終わった」と思われるような

精神がおかしくなる出来事に遭遇します。。その先は。。。

 

 

サラリーマンの99%が間違っている「交渉」の意味とは

交渉とは自分の都合に有利に進めること?

交渉とは戦い?

交渉とは自分の仕事には関係ないこと?

 

子供でも知っている、「自分にされたくないことは人にしない」原則

この原則はビジネスにおいても通用しそうだと想像できますよね、

損することを自ら行う人はドランカーか犠牲者です。

本当の交渉は:お互いの気持ちいい所探し

戦略と交渉は明確な違いがあります。

戦略には「勝負」があります。

交渉に勝負はありません。WinWin=勝勝です。

交渉とは当事者間の共通課題をテーマに、

お互いが「これいい!」というポイントを探る行為です。

交渉の流れは:分析⇒計画⇒討議です

多くの人が交渉で無意識に武器を持っていこうとします。

脳の本能の一つに生存本能がありますから分かります。しかし、

交渉の場に相手が銃を持って現れたら、交渉に集中できないですよね。

相手も同じことを思っています。

 

交渉の方式には二つタイプがある

あなたが交渉をする際、おそらくどちらかの立場をとっているはずです。

なお今この記事を読んで自分だめだと思う必要はありません。

事実は受け入れ、真実は認めるだけのこと。その先に理想の自分が絶対います。

方式1:ソフト型

この型の特徴は、人間性重視です。

言い合いを避けたい、関係性が保てれば。

課題は解決しなくてもいい、きつい条件でも飲みます。

根本的な課題解決には至らないです。

目的:交渉の合意

役職:友人

重要:友好関係、合意・相手を信じる事、柔軟さ、人>課題

許容:不利な条件、圧力、最低線開示

拒絶:ぶつかり合い

立場:簡単に変える

行動:提案する、譲歩する、受け入れる


方式2:ハード型

この型の特徴は勝負師です。

戦う姿勢をお前に見せてやる精神ですから、

この型にとって譲歩は負けを意味します。

自分に都合よく物事を進められそうですが、短期的で続きません。

目的:交渉の勝利

役職:対戦相手

重要:相手に譲らせること、相手を疑うこと、最低線を隠す

許容:戦い

拒絶:譲り合い、相手の感情

立場:変えない

行動:圧力をかける、意思をぶつける


会社は長く経営したい

社長全員が思っています。

その考えを知ったうえで転職をしたほうがうまくいくにきまってます。

長生き経営には何が必要かというと

関わる人たち全員に提供し続けられる魅力的なメリットです。


ユーザーや働く人たちに対して魅力的なメリットを提供できるのは

会社(社長)が本当の意味での交渉力をもっているから。

あなたが本当の意味の「交渉」を知らないままだったら、

今対面している問題、将来への課題は根本的な解決はなかったです。

(友人Aもこのままでは課題解決しません)

 

交渉に臨むときは原則立脚型が正解

あなたの今の/これからの交渉に際して、

とるべきスタンスは原則立脚型交渉です。

ハーバード大学にて、どうしたら交渉を賢明に・効果的に進められるか

研究開発された交渉方法です。さすがアメリカ的研究です。

 

どんな状況でも対応できるのがポイント

ハード型であれば相手をつぶしたり、物理的な戦いになりかねない

ソフト型では、柔軟な姿勢の代わりに自分の身ぐるみを剥がされる

原則立脚型交渉では、どんな状況でも対処できる交渉の正攻法がある

 

交渉における4つの基本要素対処法がある

いかなる状況でも物事には要素があります。

大きく分けて4つの要素が交渉の基本的要素です。

それぞれどう対処すれば心得ておかないと、

話せば話すほどぐちゃぐちゃになります。

<交渉基本要素と対処法>

1.人⇒問題と人を分けましょう

2.利害⇒立場ではなく利害に集中しましょう

3.選択肢⇒行動を決める前に可能性を広げましょう

4.基準⇒結果は客観的基準によることを示しましょう


はどういうことかというと、

数学は嫌いになっても数学の先生までは嫌いにならないでという事です。

脳の癖で、人は問題と人格を一緒に否定したくなってしまいます。

相手をせめるのではなく、問題/課題を攻めましょう


は、自分と反対の意見を言われると、意見よりも対立した立場に焦点がいってしまう、

それを防ぐにはどうしたらいいかを伝えています。

立場に焦点を合わせても問題は解決しません。

お互いの意見や考えに焦点を合わせましょう


:選択肢を狭めると利害を調整できない事態につながることを注意しています。

立場の違う相手を目の前にすると、

切迫した感覚で決定を焦ってしまうことは誰にでもあります。

合意の前に互いに満足する選択肢を考える時間を設けましょう


.自分と同じ主観的な基準を相手は持ち合わせていない、

これは忘れないでください、という事です。

思いでぶつかり合うと、例え愛し合っている関係でさえ摩擦があります。

摩擦が起きる原因は簡単です。

脳の仕組みは同じでも主観はみんなばらばらだからです。

目をつけるところはその時の体調、前の日の出来事、過去の経験、好みなどあげればきりがないほどの要素で変わります。

お互いがもつ公平な基準を決めて、そのうえで結論を出しましょう


原則立脚型の特徴とは

当事者同士が同じ目的を持っています。

「お前も俺もうれしい世界」

 

目的:これいい!ってお互いが思う結果になること

役職:問題/課題解決者

重要:人と問題をわける、利害に目を向ける、選択肢を広げる、客観的基準

許容:人の思い

拒絶:主観のみの意見

立場:気にしない

行動:利害を探る、最低線を提示することを避ける

 


要約すると交渉は、

賢明で効果的な結果(気持ちいいポイント)を当事者にもたらすもの

取り組み方は

人の心をもって、お互い共感を示し、問題解決・利害を追求すること

真に大事にすべき目的を当事者同士で明確にし、解決策の選択肢を広げる

客観的基準を当事者間で確認したうえで結論を出す

 

ここまで読んだあなたは

頑張っても無駄病は真の交渉によって未然に防ぐことができますし、

いま悩んでいたとしても、それはあなたが悪いなんてことはないと分かったと思います。

 

人間関係で悩むという事は、あなたの周りに人がいるからですし、

真剣だからです。自分に関係ないことは悩んだりしません。

つらいときはきっと向こうもつらいはず。

 

仕事、遊び、恋愛、結婚、事故、事件、

人がかかわるところには事の大小様々な交渉があります。

なんか事態が好転しないとか、報われないと思ったら

相手と自分合わせてソフト型やハード型で進めていないかご確認ください。

 

認識するだけで世界が変わります。認識するだけで!

(私は友人Aのサポートをします)