転職

転職タイミングはいつがいい?今って転職すべき時期なのかマクロ的に分析

アッポー
アッポー
Q.キャリアアップをしたいけど、考える上で抑えるべきポイントがわからないので、教えてほしいです。何を考えたらいいかわかりません。
イッチー
イッチー
未知の世界は何から考えたらいいのかわからないですよね、いつ転職するかは決めてありますか?
アッポー
アッポー
実はいつ転職したらいいかも正直わかんなくて、ミスしたくないし、でもこのままこの会社でい続けるつもりはないけど、、、うーん、転職のタイミングを知りたいです

 

今回の記事は、上記の質問をヒントに会社が求めていることと世の中の経済状況を分析することで、経歴に不安があっても転職をより少ない労力で成功させることが出来るの時期はいつなのかという疑問から分析し。そしてそれを明らかにしたので記事として公開しました。

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先に結論:転職のおすすめタイミングは今

年々日本の景気は伸びており、今は転職が成功しやすい、言い換えるなら新しいことに挑戦するのにいい時期です。

景気がいいと転職が成功しやすい理由は、会社の成長期は将来性を重視することと、人材投資の資金繰りに財政の余裕が生まれるので、経験よりも見込みがある人を採用しやすくなるからです。

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これから紹介する2つの資料が日本の経済状況が年々伸びていることを示しています。自分の財布の状況が改善されていないじゃないか!と思うかもしれませんがミクロ的に見るのではなく、大きな流れはマクロでみます。

経済状況を示す指標はいくつもありますが、その中で転職に深い関連性がある指標の一つが、有効求人倍率です。

有効求人倍率は労働市場が盛りあがっているかどうかを表す指標です。

日本中が活気づいていることを示している資料をご覧ください。

2012年と2017年の全国有効求人倍率の変化は軒並み上昇

下記の資料は2012年から2017年の有効求人倍率比較です。リーマンショックや3.11以降全国的にかなりのびてきていて、2019年も引き続き好調です。

 

この表はDodaが公開している2019年10月の転職状況を示しています。
黄色ハイライトの通り、採用される人数も転職希望者も依然として高いです。

 

ちなみに世界の転職についてみてみると

アトランタ連銀のボスティック総裁が2019/11/8に転職組は定職組に比べて時給が上がっていることを伝えています。アメリカは日本の数年後というくらいなので、他国で起こっていることと捉えるのではなく、日本でもこうなるかもしれないとみるべきだと思いました。

暖色のラインのJob switcherが転職組でぐんぐん上がっている:プラス

緑色のラインのJob stayerが定職組でどんどん下がっている:マイナス

リーマンショック以降、片方は下がり、片方は上がっているので差が大きいです。

 

日経平均株価推移が示す景気からも転職にいい時期は今

日経平均株価の上昇=景気の上昇といえますが、その景気を支えているのは会社と政策で、その陰に我々がいます。

(日経平均十年の動き:右肩上がりで伸びていることがわかる)参照:https://nikkeiyosoku.com/chart/

 

世の中の会社の行動を先読みすると上手くキャリアアップできる

この記事での会社とは日々精進していこうとしている会社という前提です。

会社は如何にコストを下げて利益を上げるか試行錯誤しています。

そして、新技術への投資を行い他社との差別化を図ります。

会社もあなたと同じように労力を下げつつ、スキルを増やし付加価値を高めようとしています。

ただ規模が非常に大きいので想像しにくいですよね。

 

会社の動き1.コストを下げる

会社はコストを下げようとします。それが利益につながるからです。

コストは採用の際にもかかります。

会社のコストの種類は主に3つです。

維持コスト・・・運営していく際にかかる費用(人件費、社会/労働保険料など)

モノコスト・・・従業員が働くための場所や道具にもお金がかかっています

光熱コスト・・・電気ガス水道代です

細かい点以外は大体個人でも置き換えられる点ばかりですが、日常で生活をしていて生活を経営するために人を雇ったり、広告費を払ったりすることはありませんから馴染みがない所です。

会社の動き2.新技術への投資

あなたも会社も磨かなければコストを下げても、徐々に存在がうすくなっていきます。

会社が行う新技術への投資とは、新しいスキルを持っている人を雇うか他社(部門)を買収/提携を指します。可能性を増やす行為は存在がうすくなることを防ぎつつ、新たな価値を生むことにつながります。会社はコストと可能性を天秤にあなたを採用したくなったり別の方を採用したくなったりするわけです。準備しておくことに越したことはないはず。

 

転職は会社にとってコスパが良い、景気が伸びているので挑戦チャンス

新規の採用にはかなりコストがあがります。長期的に経営したい会社にとって人材育成は欠かせません、したがって教育に加え競争率激化によってコストが高まるのです。

一方転職は競争も教育もコストが緩和されますから、人材投資のハードルが下がります。

転職は即戦力を求められていると思われがちですが、真実は昔転職が当たり前ではなかったことと、年齢層が今転職をしている方たちの年齢層よりも高かったので人材投資コストとリスクを考慮して可能性よりも実績を重視している会社が多かった、というだけです。

今は若くしてキャリアアップのための転職が当たり前となり、実際に日本中が活気づいていっています(次のコマ参照)。伸びていこうとしている会社とキャリアアップをしたいと考える転職希望者が相まみえたら、客観的にもマッチングはしやすいと考えられますよね。

 

キャリアに自信が無くても、経歴に空白の期間があっても転職に希望はあります。前の自分はその2つが転職したい気持ちを足止めしていましたが、エージェントと相談を重ねて世界的に有名な企業に入ることが出来たので、追い風のこの状況でまずは相談してみることをお勧めします。

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最後に:あとは風に乗るだけ

会社が求めていることはコストが低く、可能性がある投資です。

景気は伸びつつあり、転職はしやすいうえに今後給料自体も同じ会社に居続けるよりも上がることが見込まれます。

ただし、ずっと転職しやすい時期が続くとは限りません。

いま安心するのか希望の転職先に転職してから安心するかどちらがいいでしょう。

 

今動くのと後で動くのでは自分自身の可能性にも影響がある

年齢が上がれば上がるほど、実績や即戦力を重視されていく上に転職先が単純労働ばかり増えていくことになります。その仕事90歳までできるか?という仕事しか選択肢にない状況になる前に行動に移すほうが良いでしょう。<今無理だから後で>と思って行動しなかったら、ほんとうに無理になってしまう、時代の変化が激しいのでそう感じます。