Q. どんな本だっけ？「転職の思考法」

転職といえばこれ！という有名な著書

この書は将来を考えるすべてのヒトにお勧めできます。なぜならこの本を読むことで、キャリアに対しての考え方にハッとするような気付きを与えてくれるからです。

もう終身雇用は古くなり、老後までにためておく必要があるお金は何千万、国内のあらゆる資産が外国に移っていく時代です。

この書のポイント：時代の波にうまく乗るための転職の考え方がわかる

このままの職場でいいやと自分で思っていても、その会社がなくなってしまう可能性があるこの現代で、今から考えておいたり身に着けておきたい知識をおしえてくれます。

このまま今の会社にいていいのか？と一度でも思ったら読む転職の思考法 [ 北野唯我 ]

本著では将来のキャリアプラン構築のために以下の順に進めるように書いています。

[1．自分の市場価値を知る⇒2．市場価値を高める⇒3．キャリアチェンジ]

この３つを脳科学的開設を入れてお伝えします。

自分の市場価値を理解するとは＝現実を正しく認識すること

どこに進みたいかという事を決めるのは、自分が現在どこにいるかわかっていることが前提です。物理的な世界であれば五感で自分がどこにいるか既に分かっているので当たり前すぎて気にもしないことですが、キャリアと将来という目に見えないものがゴールである場合、多くの人がないがしろにするため大人でも迷子になります。算数は分数と整数のとき値を変換して計算します。市場価値も目に見えないものですから、いったん目に見える形に変換して認識する必要があります。

自分の市場価値とは・・・自分の労働力のことです。

いま自分の価値が大きいかどうかはそこまで重要ではなく、認識することと、価値を高めて続けていくことが重要です。変化が大きい時代において安定とは変化に適応できることを指しています。会社が終身雇用をやめようが倒産しようが、世の中の仕事自体は無くならないので、自分の市場価値を高め続けていれば食い逸れることはありません。

市場価値の構成要素は以下３つです

・スキル＝どこの会社でもやっていける仕事こなしぶり+α専門性

・人間性＝他でもなくあなたに頼みたい！といわれる人柄

・業　界＝業界自体の可能性と将来性がある

上記３つを客観的にするためにそれぞれ書き出してみるべきポイントをお伝えします。書いている最中に他にもきになることが自然に出てくることがありますが、それは自分が今まで気づかなかった事を認識するチャンスです。その時は気になったことと回答を追加する事を強くお勧めします。

スキル：

・何年その業務をしているか

・その業務概要を1分で伝えられるか

・報連相ができているか

・独自性は何が/いくつあるか

人間性：

・意思表示をしているか