自己分析

専門性に囚われると大事なものを失くす時代

本ブログでは世界一深い自他分析、天職に転職、をテーマに全ての人のための価値追求プラットフォームを目指しています。


<自分の専門性>、持つべきだと考えることはよくある。

特に転職など、道を変えようとするときはより一層考えこむ。

求人募集内容に自分の未経験の業種が記載してあったり職に就いてからまだ数か月程度だと

<やっぱり無理なんだ><もう少し働いてから><落ち着いてから考えよう>

自分自身に専門性と呼べるものができてから行動したが、

実際のところ、何かに挑戦する際に専門性は絶対重要というわけではなかった。

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先輩の背中から見えた、専門性が持つ罠

同じ会社で7年ほど働いている友人(25)。高校卒業後すぐ就職したので、筆者の私よりも数年早く就職しているので社会人として先輩だ。

私が新卒となる頃に彼は既にSeniorに近い経験を有し、年上の従業員を束ね仕切っていた。連絡を取って食事をした際に将来何したいか尋ねたところ、サーフィンをしたりスノボしたり、彼女と結婚して2人位子供つくって海外旅行したいが、今の職場では金銭的には難しいから転職をしたいと思っていると語ってくれた。

それから2年後、再び状況について尋ねてみると、「あの時は転職したいと思っていたけど、自分はこの職場でずっとやってきてそれなりに経験があるし、他のところにいくのはうま味がない」といっていた。

 

友人をはめようとしている<専門性>に紛れた罠

ということで私の友人をモデルに<専門性>に紛れた罠について紹介します。

一芸身を助けるという言葉があるように、何かの専門性があるおかげで職に困らなくなることは確かにありました。しかし、時代の変化のスピードがどんどん倍速になっている今の世の中にはあてはまりません。

1853年にペリーの黒船が日本にやってきてから第二次世界大戦が終戦となった1954年まで100年間。戦後、日本の企業(ソニー、ホンダ、トヨタなど)が世界の企業となる1990年代まで50年。90年代にIT企業が登場して世の中が発展して25年弱。

時代の変化が倍速で起きており、次は10年あるいはそれよりも早い期間で次の時代になっていくとさえ言われている中で専門性の寿命が”あの時”と同じなわけがありません。

<専門性>が非常に価値があるという感覚は、大昔の感覚です。自分が感じている世界の変化と実際の世界の変化の間にずれがあることを忘れさせるのが<専門性>という罠です。

 

気づかなければ10年で100年分置いて行かれる時代

思考を懲り固めていると若くしておいて行かれます。スマホの使い方がわからなくてスマホショップにいっている老人を不思議がっていたらいつの間にか自分もそっち側にいるのはあっという間です。

何かを極めることはとても素晴らしいことだと思います。ただそれを誤ると、取り残され前よりもさらに居たくない環境に居続けるリスクが高まってしまい、一生苦しいだけの人生になります。

思考が凝り固まっているかわからない時、どうすればいいのか?

簡単です、自分で気づけばいいのです。

 

自分が専門性に囚われていないかセルフチェック

対策はこの下をスクロールするとわかります。もし思い当たる節があったら今のうちに対策しないと取り残される可能性が高まります。

新しいアイデアを考えない

挑戦しない

最新情報を得ようとしない

最新情報を得ようとしない

昔のやり方しかしない

行動選択理由の答えは「いつもこうやってきたから」

頭では違うとわかっているのに同じことをしてしまう

思い当たる節があったら、下記から対策を!

やばい!と思った場合の対策方法

時代においていかれないようにする、先を読んだ行動するには主に3つのポイントをカバーすれば大丈夫です。周りがしないからやばいと思ったけど平気だと感じたらその周りごと置いて行かれるだけのことです。

答え1.新しいものや考えに触れる

濃い情報ほど人が運んできます。知らない人に会うことに抵抗がある場合は転職エージェントがお勧めです。理由は無料でプロに相談できる、あらゆる業界の現状や課題を知っている、仲良くなると優先・先行して情報をもらえるからです。


答え2.置き換える

新しいことを知った際は自分だったらどうか、あの人だったらどうか、を考えてみましょう。

ビジネスの本質は誰かの困ったを解決することにあります。実際に使うことを前提にして情報を得ると、知ったことが右から左に流れる前に自分に身に付きます。

答え3.質問する

じぶんが思ったことに対して疑問を持った時はすぐに誰かに伝えてみましょう。

伝えることで、相手と議論することができたり深い情報を得たり、潜在的な疑問に気づけたりします。

最後に:終わりなどないさ終わらせることはできるけど

何をしようが世界は進んでいきます。

専門性にこだわることを理由に他を学ばないことだってできますが、果たしてそれが自分の本当の望みにつながる可能性があるのか思い直してみるとよいと思います。

学ぶことも、挑戦することも終わらせることはできます。

いつでも自分で終わらせられるからこそ、やってみなはれ精神で。