今回は在宅が続いて太ったままにするとまずい理由とその対処方法を紹介します。
自粛太りを放置したらまずい理由
生活習慣の変化による体重増加は、積み重なっていくほど変えるのが大変だからです。
ダイエットとは食生活→日常生活の積み重ねです。一時的な生活スタイルの変化であれば元の生活とともに体重も戻っていく可能性も考えられますが、「新しい生活様式」なんて言葉が出てくるくらいです。少なくとも元の暮らしぶりには戻らないでしょう。
今のうちに生活習慣を見直さないと、太って悲しくなるどころか健康面にネガティブな影響を与えてしまいます。
特にコロナ渦の生活ぶりが太りやすさを加速
今まで在宅で仕事をしてなかった人が在宅で仕事をするようになって、残業が増えたと感じる人がいます。ついつい仕事を続けている状態。人はストレスを解消する手段として会話や食事を自然に取り入れています。それが、人とあまり接する機会がないので何となく何かを口にしている時間が増えます。
・人に会う機会が減る
・在宅残業が増える
仕事がなんだかんだ長くなる、間食はしやすい環境、寝る時間は遅くなる、直接人に会うことが少ない。
自粛太り対策編
現状を把握して、以前の生活とのギャップを理解し、どうなりたいかを見つけて後は行動。
まずは、現状を把握する為に、自分の暮らしぶりにまずいと感じるポイントを書き出してみましょう。
在宅+肥満化という状態の時に顧みるべきポイントは、
時間と食事とストレスです。
太ったら「時間」を振り返ろう
狂う前の生活もしくは健康的といわれる生活と、現在の生活の中で
「就寝・起床時間」「睡眠」「食事タイミング」「労働時間」を比べてみてください。
睡眠と肥満は関連があります。現在判明しているのは、眠れないほど食欲を抑制するホルモンが機能しづらくなることと、眠れないほど疲れがたまる、乱れた食事タイミングは睡眠を妨げるということです。
睡眠が十分でないと、太りやすくなっていきます。よく眠れないので食欲が増す→睡眠の代わりにストレスをとるため食事が増える→不規則な食事タイミングが体内時計を狂わす→眠れないので食欲が増す→以下略
寝室は密室で、家の中で一番空気が汚いです。豊かな自然と密なカラオケルームの中ではどちらが息をしやすいかというと、断然前者です。なんだか寝起きに疲れていると思ったら、寝具を見直す前に空調を見直してみるとよいです。
太ったら「食事」を振り返ろう
食事については、食事のタイミングのほかに摂っている食品にも変化がないかをチェックしてみましょう。例えば在宅になって、気軽にパクパクお菓子やパンをつまめます。ちょっとだけと思っていたら、あれ?もうないなんてことないでしょうか。
Q.以前と比べて消費が増えた/減った食品は何があったでしょうか?
ちなみに小麦系の食品は人の体質によって消化不良や自己免疫疾患等につながります。消化不良のまま翌朝を迎えたときの眠りの質の低さは異常だと思います。
自分は実際に4週間小麦製品を積極に摂ってから、同じ4週間小麦製品を摂らないようにして体の変化を確かめてみたところ、翌朝の体の軽さとお腹のモヤモヤ感の違いにびっくりしました。
イタリアンで働いていたこともあり、ピザ・パスタをめちゃくちゃ食べてたので悲しかったです。
太ったら「ストレス」を振り返ろう
最後に確認すべきは、ストレスの変化です。
Q.以前と比べてストレスを感じることが増えたでしょうか、または発散できていないことはないでしょうか。
人によっては、人に会えなくなったことだったり、カラオケに行けない、仕事で電話やメールのタイミングに気をつかっていることにストレスを感じるようになった、なんてのもあります。
処理しきれないストレスは具体的に何に変わるかというと、脂肪に変わっていきます。通常なら適度なストレスは脂肪を燃焼させるキーにもなっているのですが、処理しきれなくなると脂肪を作るほうに偏ってしまいます。
ストレスを減らすには、人それぞれあったやり方があると思います。運動を使ってストレスを軽減するのを習慣に取り入れるはお勧めです。頭がさえて仕事が効率化するし、何より身も心も活動的になってストレスを解消しつつストレスに強くなっていきます。
コツや留意点
必要なのは適切なサイクル(習慣)を作りまわし続ける事です。
最初の一歩は何でも重たいので、続けたくなる工夫が必要です。楽しくなる要素や、自分の成長を実感できるように取り入れることをお勧めします。
「運動してやせよう」は無理だと思っておいて損はありません。
がちがちのアスリートと同レベルのメニュー量をこなせれば話は別ですが、そんな時間ないし続けられないです。
「日常生活でだんだん適正体重に痩せていく」ことが肝要です。
不条理なこと、ただ辛いだけと思ったことは心のdietだと思って手放していきましょう。