今回は良いイヤホン・ヘッドホンの選び方について紹介します。
今まで「イヤホン おすすめ」と検索してみたものの、なんかしっくりこなかったと思ったとしたら、これから紹介する6つのポイントに対してご自分の中で満足や納得できていなかったという直観かもしれません。
実際に試して何か違うなって思ったとしても、何に自分が引っ掛かっているのかわからなければ答えがでないのですが、5つのポイントを読んでおけば何を検討すればよいのかを探るきっかけになります。難しい知識はいりません。
目次
イヤホンやヘッドホンを選ぶ時の6つのポイント
何を考えて選べばよいかというと、
1.音 2.規格 3.性格 4.目的 5.使い方 6.使用期間
上記6点です。
冷蔵庫にある食材から料理を決めるのではなく、献立を決めてから食材を準備して料理をするほうが、自分の望みの料理に近づくと思います。
選ぶ際のポイント:音について
イヤホン・ヘッドホンは音の解像度(いわゆる音質の高さ)以外にも商品によって出す音色にも違いがあります(シャープな音だったり暖かみのある音だったり)。いろいろ違いがあり、自分の好みの音質があります。好みに合わない商品は使うほどに疲れていくのでストレスになるし買って損した気分になるので、「音の解像度と色」は良いと思える商品選びのポイントの一つとなります。
どんな音が好みなのかは、自分が心地よいと思う音なので人それぞれです。あくまで一つの指標ですが、よく聴く曲や声、楽器などにヒントがあります。
選ぶ際のポイント:規格について
イヤホンやヘッドホンに規格とは何ぞや、これはBluetoothの通信規格やMMCXや2PIN接続端子の規格を指しています。どのような使い方をしたいかによって変わりますが、規格を考えて商品選びをすることは良い商品を見つける近道になります。
例えばもしBluetooth対応のイヤホンやヘッドホンで良いものがないかなあと思っている場合にはBluetoothのバージョンが何であるべきかを知っておかないと購入した商品が全く使えないというケースに遭遇したりしてしまいます。
対応するバージョンによって製品自体の性能がガラリと変わります。例えば、バージョン4.2から5.0になって大きく変わったのは、通信範囲が広がったこと。今まで100メートルまでの範囲であればつながってたのが、その4倍の400メートル内であればBluetoothをつなげられるようになった。ほかにも通信容量が8倍に増えたり、通信速度が2倍になったり、複数のデバイスに連携できるようになって、生活が便利になって使いやすさも改善されました。
Bluetoothは大体1~3年以内にアップデートされています。留意すべきなのは、Bluetoothは通信するので、送受信する両方の製品が最新でないと性能が発揮されないことです。片方が5.0でもう片方が4.2であれば、4.2の性能になります。バージョンがお互いに違っていても通信可能ですが、性能は最大限に発揮されないため、通信環境を整えることが求められます。
イヤホンやヘッドホンにおいては、最新のバージョンのものは小型化や軽量化、通信範囲の広範囲化、音質改善、バッテリー持続時間増加等の変化が如実にあら合われるので、Bluetoothアップデートに合わせて買い替えを検討せざるを得ない場合が多いです。(通信部分を担う部分と音を出す部分がわかれているイヤホンやヘッドホンは通信部分のみを変えてアップデートに対応することが出来るのでおすすめです。)
MMCXや2PINの接続端子の規格についても触れます。
イヤホンにはケーブルがついています。このケーブル部分を取り外して他のケーブルに付け替える端子がついているのがMMCXや2PINといった規格の製品です。音楽を聴いていたけど、断線して音が出なくなったらケーブル部分を変えるだけで使い続けることが出来ます。また、ケーブルがBluetooth対応レシーバーであればイヤホンやヘッドホンをワイヤレス化して使うこともできるようになります。
(MMCXと2PINは端子の形が違います。一般的にはMMCXが主流で、2PINタイプがマイナーなのでMMCX対応のケーブルのほうが種類が豊富で安価)
選ぶ際のポイント:性格について
またまた不明かもしれません。良い製品を選ぶ際には自分自身の性格も考慮するべきです。自分がいいなと思うのは自分に合うときです。例えば自分の性格がおおざっぱであるのに、繊細に扱わなければいけない製品を購入したら毎回使うのにストレスがかかったり壊したりして不幸な気分になります。ですから性格を踏まえて製品をチョイスするべきなのです。
普段自分がどのように生活していて、どんなことにイラっとするか等を踏まえてイヤホンを選ぶようにすると、買ってすごくよかったと思える商品を見つけられてとても経済的かつ精神衛生上にも丸です。例えばイヤホンであれば、日常で紐とかコードが邪魔くさいと思っていたら完全ワイヤレスなイヤホンを使えば快適になったりするでしょう。
選ぶ際のポイント:目的について
何をするにも目的なしでは、無駄になります。何のために新しい○○購入を検討するのか決めておくと、無駄買いを避けることが出来ます。
イヤホンやヘッドホンであれば、「幅広いジャンルの音楽を楽しむため」だったり、「いろいろな音を聴き分けるため」、「ゲームで使うため」等があります。それぞれ目的にあった特長を持つ製品を選ぶことを意識すれば、無数のイヤホン紹介に惑わされることなく本当に意味があって必要な商品をゲットできます。
選ぶ際のポイント:使い方について
使い方とは、①どのように自分が商品を使おうとしているのか②開発者側の想定している使い方の2つがあります。この2つがマッチした商品が自分にとってあっている商品、言い換えればいい商品という可能性が高いです。使い心地が自分の肌に合わないと、、、ストレスです。
イヤホンでの使い道について、例を挙げるとすると例えばFPSゲームをするために買うなら足音の周波数が聞こえやすいイヤホンかどうかは重要ですね。ほかには、運動するときに使いたいとしたら汗をかいてもこわれないかとか、外れにくいかは必須の審査項目になります。
選ぶ際のポイント:使用期間について
物を買う時には、どれくらいそれを使う予定かを想定して買うことが大事です。いいかもって思った商品が高いという理由で、別のものを買ってしまい不満足になるケースは非常に多いです。一見高いと思っても、数年単位で使うものであれば一年あたりで計算すると価値を客観的に図りやすくなります。
使用する期間を想定することで、購入時の予算や選択肢が大きく変わります。例えば数か月使えればOKということであれば、新品だとめちゃくちゃたかいけど、中古ならお手頃価格なら中古のほうがあっている可能性が高いです。逆に長く長く使いたいのであれば新品を選ぶほうがコストパフォーマンスは高くなりやすいです。(保証期間がついているものは非常にお得です。)
ちなみに良いイヤホンはかなり長く使用することが出来ます。個人的な例ですが、自分のイヤホンは10年ほど使用中です。仮に10万円の商品だとしたら1年あたり1万円なので意外と手が届く値段です。
まとめ
いいイヤホンやヘッドホンを買うには6つのポイントがあります。
ポイントは6つです。
1.音 2.規格 3.性格 4.目的 5.使い方 6.使用期間
この知識を活用するときは、このように自分は思考が流れて答えを出しています。
普段自分がどう生活していて、いらいらすることは何で、音はこんなのがすき。こんな風にイヤホン・ヘッドホンを使おうと思っている→選ぶイヤホンは○○か××に絞られる→使用する期間はこれくらいは最低使えればいい→じゃあ答えはこれ!